「手もバッチリ見せられる」フルート奏者の山本葵さんが語るオンラインレッスンの魅力

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新型コロナの影響で、音楽家の活動の仕方も変化してきています。

今回は、MOSHでフルートのオンラインレッスンを展開しているフルート奏者の山本葵さんにお話を伺いました。

退屈な基礎練習も「みんなで」やると頑張れる

Q: まず、どのような経緯でオンラインレッスンを始めたのでしょうか

今まではコンサートで演奏する仕事がメインでした。それプラスアルファという形でレッスンもしていました。普段は主に東京で活動をしていますが、地元が愛知県なので、東京と愛知、両方でレッスンをしていました。

新型コロナの影響で2月末くらいから演奏会が全部キャンセルになり、レッスンだけが仕事として残りました。

これまで生徒さんに自宅へ来てもらっていましたが、電車に乗ってきてもらうのも心配だったので、オンラインレッスンを始めました。

結果として、愛知にいても東京にいてもどこにいてもレッスンできるようになりました。

Q: それまで演奏会はどういう頻度、形態でやられていましたか

メインは東京や名古屋などのオーケストラに客演したり、フリーランスとして活動していました。

Q: 最近はオーケストラも復活してきた感じでしょうか。

そうですね。8月に3公演エキストラとして加わったのですが、各オーケストラ、万全の対策をしていました。奏者同士の間隔を大きく空けた配置になっていたり、アクリル板を活用したり。
復帰公演はとっても興奮しましたね。客席は前後左右を空席にしており、半数以下のお客様でしたが、ステージに出た時に、「あ、お客さんがいる!」と感動しました。やはりお客様がいてこそコンサートが成立するので、またステージで演奏できて本当に嬉しかったです。

Q: オンラインレッスンを通じて、参加者にはどのような体験をしてもらいたいと思っていますか。

最近2つの月額サービスを始めました。ひとつはお月謝制の個人レッスン、もう一つは「月額フルートオンラインサポート」というもので、数人のグループで行うオンライン基礎練習がメインのサービスとなっています。

正直、基礎練習は退屈しやすいです。言い方を変えると、集中力がとても必要なんです。ビブラートをコントロールできるようにしたり、タンギングの練習だったり。一人でやってるとダラダラしちゃいがちで。でも基礎練習は上達への一番の近道だと思っています

以前講師として参加したフルートの合宿では、朝イチに参加者全員で基礎練習を行っていました。この時間がとっても好きでした。ジムでの筋トレみたいなもので誰かがやっていると自分もやらなきゃと思えるんです。

私の基礎グループレッスンには小学生から大人の方まで幅広くご参加いただいています。レベルの差があり大丈夫かなと不安だったのですが、基礎的なことはどのレベルにも通ずることなので、一緒に行うことができています。

「手をバッチリ見せられる」のがオンラインレッスンの特徴

Q: 設備的にはどんな感じですか

コンデンサーマイクとオーディオインターフェース、そして高画質のウェブカメラがパソコンに繋がっています。iPadで楽譜を画面共有して、同じ楽譜を見ながら練習することもあります。

Q: 生徒さんはどういうきっかけで来られるのでしょうか。

最近だと「Twitterを見て」という方が多いですね。元々通っていたお教室がお休みになったことをきっかけに移って来られた方もいます。

Q: オンラインレッスンで工夫していることはありますか。

音楽の構造を理解することで吹きやすくなることもたくさんあるので、楽譜の分析や作曲家の歴史なども一緒に勉強するようにしています。

また30分のレッスンであっても時間に余裕を持ってスケジュールを組むようにしています。質問したり悩みを相談する時間も大切だと思うので。フルートの先生はたくさんいる中で、私を選んでくださった生徒さんなのでひとりひとりを大事にしたいと思っています!

Q: オンラインレッスンで長く続けてもらうために工夫していることはありますか

まず一番は楽しんでもらうことですね。小学生の子は最初は不安そうな顔をしているんです。丁寧に分かりやすくお話しして、リラックスしてもらえるよう、ニコニコと柔らかい雰囲気を心掛けています。

また、生徒さんから「すごくたくさん吹いてくださるから勉強になります」というお声を多くいただいています。事前準備はしっかりとして、オンラインでもしっかりと伝わるよう音質、画質にも気を付けて機材を揃えています。


オンラインだと、手や口元をバッチリ画面上で見せられるんです。また、向こうの指が間違っていてもすぐにわかります。

Q: レッスンの頻度はどれくらいでしょうか

週に1〜2回くらいですね。

Q: 毎週のコンテンツはどういう風にご準備されていますか

レッスン前に何の曲を演奏したいかお聞きして、楽譜を用意して、自分も練習します。フルートとピアノ、あるいはオーケストラとの曲なら、全てのパートが書かれた楽譜(スコア)を読んで全体像を勉強してからレッスンしていますね。

オンラインだと今まで見えてなかったことが見えてくる

Q: 生徒さんとのやり取りで印象に残っていることはありますか

フルートを始めたばかりの小学生の生徒さんが、最初は緊張していましたが、定期的にレッスンを重ねていくうちに、私も驚くほどのスピードで上達してくれたことです。お家でのレッスンであればリラックスしやすいですし、ご家族の方が近くで聞けるのもいいですよね。


体調が悪く電車に乗るのが苦手な方もいますが、移動しなくて良いメリットはとても大きいです。「朝ごはんを食べてリビングでレッスンを受けて、またすぐ家事できるの最高です」という感想をいただいています。

Q: オンラインレッスンに取り組んでみて面白いなぁという発見だったり、感じていることはありますか

今まで見えてなかったことが見えてくる、というのはありましたね。楽譜、生徒さんの姿、自分の姿、全て同時に視界に入れることができるので、問題点にすぐ気がつくことができるんです。生徒さん側も私の姿だけではなく、生徒さん自身の演奏している様子を見ることができるのはとても大きいと思います。姿勢や持ち方の癖をチェックして、未然に身体の故障を防げるんです。

あとは生徒さんの方からたくさん話してくれるようになった気がします。対面だと恥ずかしがり屋だった生徒さんも画面を挟むことによって話しやすくなるのかもしれないです。距離感が近くなりました。

Q: 今後の展望などがあれば教えてください

これまではオファーを受けてお仕事をさせていただく形が多かったのですが、この騒動を経て、以前より自分からも積極的に動けるようになったと思います。

オンラインレッスン以外にも、同世代の音楽家やクリエイターに声を掛けて、コンサートや動画作品を企画・制作しています。今後も積極的に活動を展開したいと思っています!

Q: 最後にmoshに対して一言あればお願いします!

MOSHで一番助かっているのは支払いのシステムです。スケジュールがカレンダーで見やすいのもいいですね。サポート面も強力で、困ったときはLINEで相談すると即解決してくださいます。本当に心強いです!いつもありがとうございます。

今回はフルート奏者の山本葵さんにインタビューを行いました。


山本さんのパーソナルレッスン申し込みはこちらから。
また、山本さんのMOSHページはこちら

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