クリエイター事例

本当の自分を生きる。占い師の枠を超えた「スピリチュアルライフコーチ」という生き方。

スピリチュアルライフコーチ・花調合セラピストとして活躍する、りり花さん。

もともとは会社員として働いていましたが、タロット占いに出会ったことがきっかけで、会社員生活に終止符を打ち、フリーランスの道へ踏み出すこととなりました。
「本当の自分を知り、本当の自分を生きる」
そんなメッセージを掲げ、訪れる多くの人の人生にヒントを与えてきたたりり花さんに、現在に至るまでの経緯や、スピリチュアルライフコーチとしての人生を歩み出すことになったきっかけ、働く上で大切にしていることなどをお聞きしました。

現状の自分を知って、解決へと導く。スピリチュアルライフコーチという仕事

ーー「スピリチュアルライフコーチ・花調合セラピスト」という肩書きですが、あまり聞きなれない言葉です。どのようなお仕事なのでしょうか?

体のケアや美容に関するシェアサロンに一室を借りていて、タロットカードを使いながらお客さまと会話を進めるセッションを行っています。一般的に言うと、メンタリングやカウンセリングといったものに近いかもしれません。

ただ、セッション中は「こうすればいいんだ!」というように腑に落ちるお客さまは多いものの、いざ家に帰って「実践してみよう、意識を変えてみよう」と思っても、気持ちが追いつかない方もいます。そういった方に向けたサポートツールとして、フラワーエッセンスを使った自然療法も取り入れています。
病院に行ったら、薬をもらうと思います。私が提供しているのも同じ感覚で、お客さまの心の状態に合わせたフラワーエッセンスを調合して提供しています。

ーータロットカードを使うという点で「占い師」と近いと思うのですが、その違いは何ですか?

二十歳くらいの頃に占いをしに行ったことがあるのですが、あまり良いことを言われなくて、悩みを解決するところまで繋がらなかったんです。これならお金を払う意味はないな…と。

私が「スピリチュアルライフコーチ」としてお客さまに提供したいのは、今の状況を占う一時的なものではなく、悩んでいるお客さまが自分で自分の心の状況を知って、自分で解決できる方法。
そのためのきっかけの一つを提供できたらと思っています。

ーー現状を占うだけでなく、その人が良い方向に向かって自分で解決できるようにサポートする。まさにライフコーチですね!

そうですね。実は私も最近までは、自分の肩書きは何なのか明確にわかっていなかったんです。単なる占い師ではないとは思っていたものの、自分のしていることを表すしっくりとくる言葉が見つからなかった。

でも、何度もお客さまとのセッションを繰り返していくうちに「占いというよりも、コーチングやメンタリングですね」と言われるようになって、今の肩書きにたどり着きました。

タロットを通じて見えた、本当の私。それが、個人で働くきっかけに

ーーお仕事をされていく中で生まれた肩書きだったとは…。そもそも、今のお仕事をされるきっかけは何でしたか?

会社員時代に、新宿にある占いのお店に行ったことがきっかけです。当時、恋愛のことで悩んでいたんですが、その占い師の先生は私の状況をことごとく当てたんです。

何より衝撃を受けたのは、状況を当てた後に「これからどこへ意識を向けたらいいのか、何をすればいいのか見ていきましょう」というところからが、その先生の本題だったこと。
おかげで、占いからの帰り道は意外とポジティブになることができて「頑張ろう」と思えました。

ーーその後、どのような経緯で会社員を辞めて今のお仕事をされるようになったのでしょう?

衝撃を受けた1ヶ月後、その占い師の先生がタロットレッスンの生徒を募集しているのを知ったんです。占いを通して自分を変えることができるなら、もっと学んでみたいと思い、吸い込まれるように申し込みをしました。

当時は会社員だったので、有給をとって先生のもとへ1年間通いタロットのレッスンを受けて、自分を占うというところからスタートしました。占いといえば他の人を占うとばかり思っていたのでこれにも驚きましたが、自分の内面を見るという時間を繰り返していくうちに、本当の自分を知っていくこととなりました。

そんな中で、先生が「りり花さんは、会社員として働く人じゃないかも」と言ったんです。レッスンを受け始めた当初は、まさか自分がフリーランスとして働くようになるとは思っていなかったので正直、驚きました。
でも、仕事が何となくうまくいっていなかったこと、今の会社でできることはやり尽くしたなと思っていたこともあり、徐々に私の考えが変わっていって、レッスンが全て終わる頃に約8年間勤めた会社を退職したんです。
その後、別の会社への転職を経験し、2016年から今の活動をスタートしました。

お客さまを思う前に、まずは自分自身のメンテナンスを。私が私でいることを大切にしたい

ーーお仕事をされる上で、一番大切にしていることは何ですか?

「お客さまを一番に考えています」と言いたいところですが…私の場合は、自分自身のメンテナンスを何よりも大切にしています。

私の仕事は、お客さまの心のケア。目には見えないものを扱っています。セッション中は、目には見えないエネルギーのようなものが行ったり来たりしていると思っていて。なので私がネガティブな状態でいると、どうしてもそのネガティブなエネルギーがお客さまに伝わってしまうんです。
なので、自分のメンテナンスはしっかりしたいなと日頃から思っています。これが結局、お客さまを大切にすることに繋がっていくはずなので。

ーー「本当の自分でいること」。簡単なようで難しいなと思うのですが、りり花さんはどのようにして本当の自分でいられるのでしょう?

私の場合は、仕事以外のプライベートの時間が重要になってきます。もやもやすることがあっても、週に1、2回はヨガに通って、自分をクリアにすることも一つの手です。

あとは気持ち的な問題になりますが、自分に軸を置いておくこと。これも本当の自分でいることとして大切なことです。人間関係でもそうですが、相手に「こうしてほしい」と思うことは軸が自分にではなく、相手に向いてしまっていますよね。そうすると「どうしてこうしてくれないの?」と思い悩んでしまい、トラブルに繋がってしまうことも。反対に「私はこうしたい」というように、軸を自分に置いておく。すると、あとは自分が変わっていけばいいわけなので、トラブルも起きにくくなると思っています。

個人だからこそ、人とつながっていくことを大切に。「スピリチュアルライフコーチ」としての幅を広げていく

ーーそういった言葉を聞いたり、セッションを受けたりすることで、お客さまは変わっていくと思います。嬉しかったことや印象に残っているできごとはありますか?

エネルギーは伝わるという話をしましたが、私のところにいらっしゃるお客さまは、不思議と私に同調したような方が多いです。私が過去に頭を悩まされていた同じようなことで悩んでいる方が多く「本当の自分を知りたい」「自分の使命を見つけたい」という方が多くて。

そんなお客さまがセッション中にふと涙を流したり、顔がパッと明るくなっていくのを見ると嬉しいですね。「今まで悩んでいたのは何だったんだろう」とか「この30分で、長年悩んでいたことが解決できました」と言ってくださる方もいます。

最近では、会社員として仕事をしながら副業をしている男性の方がいらしゃったのですが、その方にアドバイスをしたら「副業の売り上げが3倍になりました」という声をいただきました。そういう具体的な成果をあげることができたということも、私のやってきたことが無駄ではなかったんだな、と思える瞬間です。

ーー最後に、りり花さんが今後チャレンジしていきたいことや目標を教えてください。

たくさんある中で一部をお話すると、まずは花調合セラピストとしての幅を広げていきたいです。今はフラワーエッセンスを使っていますが、例えばハーブティーやアロマなど、お花の力を取り入れた自然療法の方法はいくらでもあるはずです。お客さまの性格や心の状態に合わせたサポートをしていきたいですね。

それから、東京だけでなく地方や海外へも行く生活をしたい。フリーランスと聞くと、一人で孤独に仕事をするものと思っている方もいるかもしれないですが、個人で仕事をしていくからこそ、人とのつながりが大切になってきます。

自分自身を大切にし、今を生き、さまざまな場所でたくさんの人とつながりながら生きていく。
そんな人生を歩んでいけたらいいですね。

りり花さんのオフィシャルホームページはこちら
https://mosh.jp/ririka/home

りり花instagramアカウント
https://www.instagram.com/riri_flower_/

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